Canucks Fan: News

5月18日(火)
コロラド、デトロイトに勝つ!!
メープルリーフス快進撃!!

プレーオフ真っ最中である。
今日はなんとデトロイト・レッドウイングスが負けたー!! デッドラインぎりぎりのトレードでクリス・チェリオスを加え、ディフェンスを強化して、3連覇に臨むはずだったのに、セカンドラウンドで撤退である。しかもゲームスコアは4-2だった。
コロラドも応援していたので、うれしいことはうれしいのだが、王者がもう去ってしまったのはなんだか寂しい気がする。試合後のスティーブ・アイザーマンのなんとも言えない表情が、まだまぶたに残っている。

アナウンサーも言っていたが、デトロイトのファンは素晴しかった。最後の最後にピーター・フォスバーグにまたゴールされ、5-2ともう逆転はほぼ不可能になった残り数分、観客は立ち上がって選手たちにスタンディング・オベーションを贈ったのだ。ブーイングがおこるリンクだってあるのに…。タコは1つ投げ込まれていたけど。

イースタン・カンファレンスではトロント・メープルリーフスが快進撃である。
実はセカンドラウンドの第1戦、仕事でトロントにいて、もう取材も終わっていたので、生まれて初めてダフ屋からチケットを買って、ゲームを見てきた。残念ながらこの日はシャットアウト負けだったので、盛り上がったとは言えないが、雰囲気は十分楽しめた。ホテルがメープルリーフ・ガーデンのすぐ近くだったので、毎日、その前を行き来したというオマケ付きであった。

プレーオフに入ってから、マッツ・サンディーンとのラインで大ブレイクしているロニー・ボホノスは前カナックスの選手である。先シーズン、ブランドン・コンヴェリーとトレードになり、メープルリーフスに行ったが、今シーズンもほとんどマイナーリーグで戦っていたらしい。ところがケガ人などで欠番がでて、急遽呼ばれてライン入りしたとたん、信じられない活躍である。人生、どこにチャンスがあるか分からない。
それにしても、ボホノスといい、パット・クインといい、カナックスは素晴しい人材をかなり放出してしまったような気がする。

次のメープルリーフスのゲームは日曜日、対バッファローだ。メープルリーフスがベスト4に残ったのは、何十年ぶりとか、そういうレベルの数字らしい。こりゃあトロントが盛り上がる訳だ。
セカンドラウンド第1戦の前日、トロント郊外のオークビルまで取材に出かけたのだが、ハイウェイの上についている電光掲示板に「スピードは控えめに」というような文字が2行並び、その下に「WEAR LEAFS BLUE」という文字が出ていたのには驚いた。そういえば'94年にはバンクーバーでも、バスの行き先を示す電光文字が「GO CANUCKS GO」と変わったり、キャピラノ渓谷の吊橋の横に大きく「GO CANUCKS GO」の幕が付けられたりしていたんだっけ。今ごろは、トロントの街中がもっと盛り上がっているんだろうなあ。

CBCテレビのコマーシャルで、めちゃくちゃ面白いラバット・ビールのCMがある。
場所はデトロイトのナイトクラブ(日本流に言うとディスコ)。3人の若者が中に入ろうとするが、入口で入場チェックをしている男に「カナディアン? だめだめ」とすげなく断わられてしまう。うらめしそうにたたずんでいると、タクシーが着いて、中から屈強そうなホッケープレーヤーと思われる男3人が出てきて、顔パスでクラブに入っていく。仕方なく、その空のタクシーに乗り込むカナディアンたち。
ところが、乗り込んだ後部シートの奥に、なんとスタンレーカップがポツンと残されているのである!
顔を見合わせる3人。「カナダまで行っちゃおうか?」「行かない手はないぜ」ってなわけで「運転手さん、カナダへ行ってくれー!」
車がスタートしたのと同時に、カップを忘れたことに気付いた3人が、中から飛び出してくるが、もちろん間に合わない。
かくしてタクシーは、国境を超える橋を渡り、スタンレーカップは久々にカナダに戻ってくるのである。最後は、3人が自分の街のナイトクラブに行って、カップを頭上にかかげて踊りまくるというシーンで終わる。

現在は続編になってしまっているが、私はこのCMが大好きだった。
今年は、もしかしたらこのCMのように、スタンレーカップがカナダに戻ってくるかもしれないと、ひそかに期待しているのである。

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