Canucks Fan: Game Results

10月30日(金)
ピッツバーグ・ペンギンズ 2-2

惜しいタイ・ゲーム

ロードからホームへ戻っての第一戦。相手は、これがバンクーバーで唯一の対戦となるピッツバーグ・ペンギンズだ。
今日は試合に先駆けて、No.11マーク・メシエの600ゴールの表彰式があった。プレゼンテイターからトロフィーを受け取るメシエ。会場は大歓声に包まれる。600ゴールも601ゴールもロード中の出来事。今日はいわば凱旋試合である。

第1ピリオド開始5分、ペンギンズのパワープレーで早くもゴール。でも、ゴーリーのNo.30ガース・スノウの動きは悪くないし、オフェンスもディフェンスもいい。このくらいはすぐ追い付けそうだ。
残り1分をきって、No.89アレクサンダー・モギルニーがハイ・スティッキングでペナルティー・ボックスに入っていたところ、No.9ブラッド・メイもハイ・スティッキングのペナルティーをとられ、5:3のパワープレーに・・・。ハラハラさせられるが、なんとか切り抜ける。

ところが、同じ状態で始まった第2ピリオド、ヤロミール・ヤーガーにやられてしまった。ヤーガー、グローブをはずして敬礼(?)をするお馴染みのポーズ。まあ、これは仕方ない。2メン・ショートのうえに、ヤーガーがいたら、点をとられないほうがおかしい。というわけで0-2に。
9分、No.20デイブ・スカッチャードからモギルニーへ、その絶好のパスを受けて、No.19マーカス・ナスランドが見事ゴールを決める! 1-2になり、会場は大歓声。
ところで今日は会場に変わった姿の人がたくさんいる。そう、明日はハロウィーンなので、扮装して見にきているのだ。そういえば、昼間、街を歩いていて、魔女やゾンビ(顔が真っ白)にも会ったっけ。子供だけでなく、大人たちもハロウィーン・パーティーなどがあるので、けっこう扮装しているのである。

試合が白熱してきたせいか、この後はアクシデント続きだった。
まず、ペンギンズのパスをカットした瞬間にバランスを失って倒れたNo.2マティアス・オーランド。再びペンギンズの選手がヒットしたパックが、またまた(23日参照)オーランドの顔にあたってしまったのだ。しかも、この前と同じ左頬。しかも、今度はパックリ切れている。したたる血で、オーランドのジャージの左肩には点々と赤いシミが…。ベンチに戻って、トレーナーにバンドエイドを貼ってもらうオーランド。左目の下、ちょうど頬骨の上が、3cmくらい縦に切れている。ちょっと痛そうだ。でも、まだ左目直撃ではなくてよかった。不幸中の幸い。

ところで、昨日のフィラデルフィアとオタワのゲームでは、もっと悲惨なシーンがあった。エリック・リンドロスがオタワのアンドレアス・ダッケルに激しくボディ・チェック。その時、ダッケルの顔がガラスに激突し、そのままうつ伏せに倒れて動けなくなってしまった。トレーナーが来てもしばらく動けず、約12分後、ようやく上体を起こした時、氷の上には直径約15cmの真っ赤な血だまりができていたのだ。その後、彼は担架で運ばれていった。右目のまわりと額を切り、合計30針も縫ったらしい。どうやら自分のヘルメットで切ってしまったようなのだ。ダッケルはこれから約2週間、試合に出られず、今日は精密検査を受けている。

さて、オーランドのケガから3分後、今度はコーナーでメイがうずくまっている。ペンギンズの選手のスラッシングを受けたようだが、そのまま動けない。トレーナーが来て、やっとのことで立ち上がるが、肩を貸してもらい右足だけで滑っている。どうやら、左の膝をケガしたらしい。メイはそのまま、ロッカールームに消えていった。

2ピリ終盤、ペンギンズのパワープレーで、ヤーガーとNo.6エイドリアン・オーコインが絡み合ったまま離れず、お互い、相手にヘッドロック。ヤーガーのヘルメットがはずれる、というシーンがあったが、ペナルティー・コールはなく、試合続行。オーコインは先日のインタビューで語っていた通り、果敢にフィジカルなプレーをしている。1-2のまま、2ピリ終了。

ニュースによると、No.22ピーター・ゼゼルもこのピリオドでケガをしたようで、3ピリは出ていない。

第3ピリオドが始まって、わずか17秒。モギルニーがペンギンズのパスをカットし、ブレイク・アウェイ。ゴーリーに構える暇も与えず、絵のように美しいゴールを決める!! モギルニー、会心の笑顔。会場は大騒ぎだ。これで2-2のタイ、振り出しに戻った。
中盤、メシエとモギルニーの2on1で、惜しい場面が2度もあったが、シュートはわずかにゴールをはずれる。

2-2でオーバータイムに。2分を過ぎたところで、ナスランドのシュートが入る。大喜びする選手と観客。ところが、審判はビデオ審にコール。クリースの疑いがあるらしい。受話器を持って聞き入る主審。なにやら時間がかかっている。じーっと待つ選手たち。長い。観客は「ゴール、ゴール」のコール。心配そうに審判の後ろに来るオーランド。さっきのケガはもう赤黒くカサブタのようになっている。
やっと判定がでた。審判「ノーゴール」のサイン。どよめきがおこる観客席。 リプレイでは、ポールにあたってリバウンドしたパックを、滑ってきたナスランドが、クリース内でスティックとスケート靴でヒットしているように見える。クリース内に入ったのは、ナスランドともつれ合うようにペンギンズの選手も滑ってきていて、彼のほうが後ろにいたため、ナスランドが押されているようにも見える。 が、いずれにしろ、ノーゴールなのだ。

そのあと、立て続けにヤーガーがショットを浴びせるが、スノウはことごとく止める。観客はもう総立ちである。結局、スノウが守り切り、惜しい試合だったが、タイに終った。 ショット・オン・ゴール数は、カナックス20:ペンギンズ25だった。

3スターズ:
1、アレクサンダー・モギルニー(カナックス) 
2、ヤロミール・ヤーガー(ペンギンズ)
3、ガース・スノウ(カナックス)

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