Canucks Fan: Game Results

11月25日(水)
トロント・メープルリーフス 1-5

さらば、メープル・リーフ・ガーデンズ

今日はメープルリーフスの本拠地、メープル・リーフ・ガーデンズでカナックスがプレーする最後の試合だ。
メープル・リーフ・ガーデンズは、NHLの現役ホームリンクでは最も古く、実に68年の歴史を誇っている。が、それも来年2月で幕を閉じることになった。現在、新本拠地「エアカナダ・センター」が建築中で、完成後はGMプレイスと同じく、アイスホッケーとバスケットボール(トロント・ラプターズ)のホームになる。

カナックスの中にも、このリンクに愛着や思い出をもつ選手は多い。
No.22ピーター・ゼゼルはトロントで育ち、初めてメープル・リーフ・ガーデンズでプレーしたのはマイナーリーグ時代。そして1991年から4シーズン、メープルリーフスにいた。
No.3ブレット・ヘディカンのNHLデビューは、このメープル・リーフ・ガーデンズだった。1992年、セントルイス・ブルースに入った時のことだ。
ヘッドコーチのマイク・キーナンは、「ここでは負けてばかりいたので、懐かしく思うかどうか…」と真顔で冗談を言ったあと、こう付け加えた。「我々にとっては、第一章が幕を閉じるようなものだ」

今日のラインは23日のオタワ戦と同じ。
第1ピリオド、No.8ドナルド・ブラッシャーにファイン・プレーが連続するも、両チーム得点はなし。

第2ピリオド、中盤にさしかかったところで、メープルリーフスに先制点を取られる。
しかし2分後、カナックスのパワープレーで、No.6エイドリアン・オーコインのロングショットが決まって、1-1の同点に。オーコインは今季すでに8ゴール目。先シーズンは、プレーしたのが35ゲームで3ゴール3アシストだったから、いかに今年の躍進ぶりがスゴイかがうかがわれる。パワープレーでは5ゴール目で、NHLのディフェンスマンでは、ベテランのアル・マキニス(セントルイス)の9ゴールに次いで2位である。

その数分後、シュートを放ったゼゼルがディフェンスのチェックを受け、そのままプレーを続けていたが、急にふらふらと氷上に倒れてしまった。何が起こったのかわからない。トレーナーがうずくまったままのゼゼルに声をかけている。氷の上には血の跡が…。赤く染まったタオルで顔を押さえ、ドレッシング・ルームに向かうゼゼル。ニュースによると、ゼゼルは脳震盪と鼻の骨折、そして顔のどこかを切って6針ぬったらしい。いつゲームに復帰できるか、まだ不明。
後半のメープルリーフスのパワープレーで、また1点取られ、1-2で2ピリ終了。

第3ピリオド5分、No.2マティアス・オーランドのロングパスをカットされ、それがメープルリーフスの3ゴール目につながってしまう。1-3とちょっと離されたカナックス。
ここで、キーナンは賭けに出た。前半3分と中盤のカナックスのパワープレーで、ゴーリーのNo.30ガース・スノウをベンチにさがらせ、早くも6人攻撃に切り替えたのだ。6対4のパワープレー、しかしエンプティ・ネット。吉と出るか凶と出るか。
結果は・・・凶だった。2度目のパワープレーで、カナックスは攻撃ゾーンでパスをカットされ、そのパックは、なんとフェンスに当たり、リバウンドして、選手の頭上を超え、一直線にエンプティ・ネットに向かって行ったのだった。1-4。
残り6分のメープルリーフスのパワープレーで、さらに1点を追加され、1-5でメープル・リーフ・ガーデンズでの最後の試合を終了した。

メープル・リーフ・ガーデンズの、本当に最後の試合となるのは、2月13日のシカゴ戦である。この歴史あるリンクで、メープルリーフスの試合を見ておきたい人は今のうち。
新ホームリンクのエアカナダ・センターでの最初の試合は、2月20日。“永遠のライバル”モントリオール・カナディアンズとの対戦で、新時代の幕を開ける。

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