Canucks Fan: Game Results

12月31日(木)
フィラデルフィア・フライヤーズ 2-6

1998年のラストゲーム

大晦日の午後6時からの試合である。
この時間、日本はとっくに新年になっていて、元日の朝11時頃なのに、バンクーバーはまだ1998年が暮れようとしているところだ。日本の友人たちは、12時になると同時に「新年おめでとう」メールをくれたけど、その時、ここは31日の朝になったばかり。この時間には、もう初詣に行って、お屠蘇を飲んで、お雑煮を食べて、一息ついている頃なのに、こっちはまだニューイヤーズ・イブ。なんだか変な気分である(取り残されたような?)。

ちなみに、こちらでは「紅白歌合戦」のような恒例番組はない。ホッケーも、今年はたまたま大晦日にゲームがあったが、必ずしも毎年あるわけではない。
クリスマスに比べると、新年はたいへんあっさりしている。休日も1月1日だけで、今年は2日が土曜日なので連休になるけれど、平日の時は、学校も2日から始まることがある。

初詣の習慣がない分、大晦日の夜から出歩く人は少ないが、バンクーバーでは、大晦日の夕方5時から翌朝5時まで、バスとスカイトレインは全部無料!! こうなるとどこかに出かけたくなってくるのだけれど・・・。
バンクーバーにも日系のお寺があるので、除夜の鐘は、そこに行けば聞くことができる。私は過去2回、つきに行ったことがある。

さて、ゲームである。
29日のコロラド戦の後、ヘッドコーチのマイク・キーナンが、上層部を批判するような発言をして物議をかもし出した。ゴシップ好きのメディアが飛びつきそうな、格好の話題である。選手たちが動揺しているのではないかと、少々心配ではある。
29日のカルガリー戦で脳震盪を起こしたエリック・リンドロスは、やはり今日のゲームには出られないそうだ。

第1ピリオド、選手たちの動きはけっこういい。
中盤、No.20デイブ・スカッチャードがブレイクアウェイしてシュートしようとした時に、フライヤーズの反則があり、カナックスのパワープレーに。ここでNo.19マーカス・ナスランドがネット際でプッシュしたパックがリバウンド。それをさらにプッシュして、ネットに押し込み、先制点を取る。1-0。
このピリオドで、カナックスは果敢に攻めていて、ショット・オン・ゴール数は12:7と、珍しくカナックスのほうが多かった。

が、第2ピリオドは悪夢の始まりだった。
まず、3分で同点ゴールを決められる。中盤、カナックス・ゾーンで、ディフェンスがガラ空きになったところに、ロッド・ブリンダモアにゴールされ、1-2とリードを奪われる。
さらに数分後、フェンス際でのパックの取り合いでプレーヤーが集まってしまった隙に、パックを取られ、ロングシュートが決まって1-3に。

この後、カナックスは立て続けに2人ペナルティーをとられ、3:5のパワープレーというピンチにおちいる。この時、ディフェンスのNo.6エイドリアン・オーコインがスティックを落とし、No.11マーク・メシエが自分のスティックを渡すが、これも折れてしまう。つまり、この時、カナックスの3人のうち2人はスティックなしで戦っていたわけだ。スティックのないホッケー・プレーヤーって、なんだか頼りなさそうに見えてしまう。最近、プレー中に折れるスティックが続出しており、その品質が問われているらしい。オーコインは両グローブで必死になってチェックしている。その間に、ペナルティーボックスから一人出てきたのだが、結局オーコインがペナルティーを取られ、また3:5に。
このパワープレーはなんとか切り抜けるが、その後に、再びブリンダモアにブルーライン近くのコーナーからのシュートを決められ、なんと1-4に!! 

第3ピリオドで、ついにゴーリー交替。No.31コーリー・ハーシュ登場だ。
ところがスタート2分で、早くも1点取られてしまい、1-5に。キーナンは、プレーヤーがキックしたと抗議。でも主審は取り合わない。ビデオ・リプレイを見ても、確かにスケート靴に触れているが、その後にスティックでシュートしている。
中盤に、No.2マティアス・オーランドのロングシュートが決まって、2-5となるが、その後、さらにもう1ゴールを許し、98年最後のゲームは2-6で終わった。

あ〜あ、情けない締めくくりになってしまった。でも、昨年の大晦日は、やはりフライヤーズと対戦しており、その時はなんと0-8とシャットアウトされているので、今年はまだマシかもしれない。・・・と書いても、あんまり慰めにならないか。
バンクーバーの占い師がタロットで占ったところ、99年のカナックスは今よりもっと良くなるそうだ。・・・う〜ん、これもちょっとねえ。私が占い師でも、きっと同じことを言うだろうしなあ・・・。
でも、来年、モギルニーとバーツッジが復帰すれば、今より良くならない訳はない。
新年は、長いシーズンの通過点にすぎない。シーズン後半の、カナックスの活躍に期待しよう!!

というわけで、今年もお世話になりました。
バンクーバーは、あと2時間で1999年を迎えようとしています。
(日本のみなさんから見たら、まだ“去年”なんですよ)
来年もよろしくお願いいたしまーす。
読者のみなさんにとって、1999年が素晴しい年でありますよう、心よりお祈りいたしております。

1998年12月31日 午後10時

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