Canucks Fan: Game Results

4月14日(水)
フレームス 4-5

カナックス、今シーズン最後のゲームでした。

泣いても笑っても今日が最後です・・・って、大晦日によく聞くようなセリフだが‥‥。
結局GMプレイスには行けなかったので、家でテレビを見た。といっても途中までは仕事をしながら。さすがに第3ピリオドは我慢できず、テレビにかじりついて見た。3ピリは選手たちの迫力すら感じて、すごくいい展開だった。終了3.5秒前までは・・・

試合に先駆けて、カナックスの「チーム・アワード」が発表された。しかし、この模様はテレビでやってくれない。スポンサーの関係かもしれない。モルソン・カナディアン(3スターズの提供会社)のMolson Cupの部分は堂々と放映されていたから。せっかくGMプレイスからの中継なのに、2人の解説者が今日のポイントなどを話している。あー、今まさに表彰が行なわれているのになあ・・・
よく見ると、2人の間にリンク中央の電工掲示板が見える。そして表彰されている選手が映っているではないか! あっ、ナスランド! やっぱりねー。アナウンスもかすかに聞こえるのだが、なんせ解説者の声が大きくて・・・

あとで分かった結果はこうです。
★Most Exciting Player・・・・・マーカス・ナスランド
★Scoring Leader・・・・・・・・マーカス・ナスランド
★Most Valuable Player (MVP)・・マーカス・ナスランド
★Top Defenceman・・・・・・・・エイドリアン・オーコイン
★Unsung Hero (“記録に残らなかったヒーロー”)・・エイドリアン・オーコイン
★Molson Cup・・・・・・・・・・・ガース・スノウ

フタを開けてみたら、予想通りナスランドとオーコインの独占だった。ナットク。最初の3賞は、だいたい毎年同じ人がとっているから、こうなるだろうとは思っていたけど、何で素晴しい記録を残したオーコインがUnsung Heroなんだ??? ファンクラブの投票で選ばれる賞だが、他に対象者がいなかったってことか??? ゲームでの戦いぶりやファン・イベントなどでのふるまいを見ていると、私はブライアン・マッケイブにあげたかったと思う。もしまだカナックスにいたら、ピーター・ゼゼルにもあげたいところだ。

今シーズンのナスランドの記録は、36ゴール 30アシスト 66ポイントで、4月15日現在、リーグで24位である。ゴール数だけなら、もっと上位に行く。もちろん、彼のNHLキャリアでベストシーズンであった。
オーコインは、23ゴールのうちパワープレー・ゴールが18で、なんと現在リーグで3位だ。前後にはセラニとかヤシンとかブレット・ハルとかジョン・ルクレアとか、すごいメンバーがいる。なんか、スターの中にいきなり無名の新人が入ってきました、って感じ。現在上位9人のうち、ディフェンスマンは彼一人である。もちろんカナックス記録も大幅に塗り変えてしまった。

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さて、終わってみれば、最後のゲームは劇的であった。象徴的でもあった。
第1ピリオド、スノウがどうしてしまったんだか、まったくの不調。後半のフレームスの1点目が入るとガタガタと崩れ、あっという間に0-3になってしまった。

実は、このところ仕事が立て込んでいたので、ゲームがない日はTVのニュースも見ず、新聞も読まず、サイトも見ないという日が続いていたのだが、昨日か一昨日、とんでもないニュースが流れたらしい。今季のシーズンオフに、来シーズンに新しくNHLに加わるアトランタ・スラッシャーズのためのエクスパンション・ドラフトがある。(エクスパンション・ドラフトについては、本ホームページの「97-98シーズン」の「最新ニュース」7月2日の記事に詳しいので、ご参照ください)
カナックスはこのエクスパンション・ドラフトで、ガース・スノウをアンプロテクト・リストに入れるらしいのだ。そしてケビン・ウィークスをプロテクトするという。そういう記事が「The Vancouver Sun」に載った(と、ESPNのページに出ていた)。
これにはかなりのファンがショックを受けたはずた。コメントを寄せているスノウ自身もショックだったと思う。そもそもウィークスをとったのは、エクスパンション・ドラフトでスノウをプロテクトするためだと言われていたのだ。だから、コーリー・ハーシュがとられてもいいように、もう一人ゴーリーを育てておくのだ、と。 なんで今絶好調のスノウを…? 彼の好調は今季だけではないと、これが始まりであると、みんな感じているのに。
たしかにウィークスは若くて可能性を秘めているけど、なんせまだキャリアがないし、残念なことにNHLのゲームで勝利経験もない。あと1〜2シーズンは、バックアップ・ゴーリーで勉強してもらいたい、という気がする。
「なんで?」という思いが頭の中で繰り返されるに連れ、ある人の顔が浮かんできた。ブライアン・バークだ。またやったか、と思わされる。「The Vancouver Sun」へのリークも、いつもの手だ。

後から知ったニュースだったが、これを考え合わせると、今日のスノウの様子には非常に納得がいく。

インターミッションのインタビューで「3点とって追い付く」と言っていたナスランドのアシストで、第2ピリオドの5分にNo.23マレー・バロンがゴール。1-3になる。が、6分後にまたカルガリーに入れられ1-4に。
その5分後、No.20デイブ・スカッチャードがゴール。アシストはNo.25スティーブ・ステイオスとNo.55エド・ジョバノフスキー。ステイオスはケガから復帰して以来、ずっとゲームに出ていて、前よりシフトが増えている(それでも少ないけど)。今季中に復帰できてよかった。
さらに2ピリ終了の11秒前、カナックスのパワープレーで、No.14ダービィ・ヘンドリクソンが執念のゴール。ゲームは3-4となる。アシストはNo.15デイブ・ガニエとナスランド。

第3ピリオドが始まってすぐ、No.89アレクサンダー・モギルニーがパワープレーで同点ゴール!! 4-4でゲームを振り出しに戻す。アシストはNo.11マーク・メシエとマッケイブ。

ここでメシエの新記録が樹立された。アシスト数1,050が、ゴーディー・ハウとの4位タイを超えて、NHL歴代3位に浮上したのだ。よかったー。こういうめでたいことでもないと、最後のゲームが締まらない。
この日、最初の“引退?ニュース”が流れたウエイン・グレツキーは、アシスト数1,962である。メシエと同い年なのに…。この記録はちょっとやそっとじゃ破られないだろう。他のNHL記録も、軒並みグレツキーが塗り変えたのだ。まったくスゴイ人である。

さて、2ピリ後半からノッテきたカナックス。同点まで追い上げたので、あとはディフェンシブに戦うだけだ。せめて最後のゲームは勝って終わりにしたいけど、タイだっていい。
残り時間が1分をきると、ファンのほとんどは考えていたにちがいない。「今シーズン最後のゲームは、5分余分に見られるゾッ」

しかし、ああ、残り3.5秒である。この時、フレームスのコーリー・スティルマンのやや長めのショットは、ためらいもなくまっすぐネットへ飛び込んでいった。瞬間、誰もが唖然。ベンチのメンバーは「ああ」という顔。もちろん私もそうだ。すべてのファンがそうだっただろう。
「カナックスは最後までカナックスだった」‥‥そんな感じだ。

このゲームは、まったくもって今シーズンを象徴していた。
よくなるかなあと期待しては崩れ、また期待しては崩れ・・・。
バーツッジが好調で今年はいいぞお〜と思ったら、骨折し、
メシエとモギルニーのコンビがいいぞお〜と思ったら、モギルニーがケガをし、
やっとブレのトレードが決まってチームが落ち着いてくるぞお〜と思ったら、キーナンがクビになり、
バーツッジがやっと復帰したぞお〜と思ったら、また骨折し・・・

まったくその通りのゲーム展開には、もう苦笑いしか出てこなかった。
(でも、もしオーバータイムで勝ったら「来シーズンへの明るい展望を象徴している」とか、タイだったら「ドン底から何とかここまで這い上がってきたことを示している」なんて書こうと思っていたのだけど)

というわけで、なんの曇りもなく、すがすがしい記録を残していたのは、ナスランドとオーコインだった。この二人には、心の底からの拍手を送りたい。

ゲーム終了後に、そのままGMプレイスで、実はある催しがあったのだが、長くなってしまったので、後日、ニュースのページに書きたいと思う。
だからまだHP「カナックス・ファン」のシーズンは、終わっていないのであります。
でも一応、ごあいさつ。

今シーズンもご愛読いただきまして、本当にありがとうございました。
こうして残念な結果に終わってしまったシーズンでしたが、来シーズンこそは、とにかく勝ち越せるよう、欲を言えばプレーオフに行けるよう、少なくとももうチーム内のゴタゴタはないよう、選手たちにもスタッフにも頑張ってもらいたいと思います。
そして、私は、日本の(あるいはバンクーバーの)ファンのみなさんに、せっせと情報をお送りすることで、カナックスに貢献していきたいと思っております。
来シーズンも、また「カナックス・ファン」のページを開いて下さればうれしいです。

ここでお知らせです。
今季のスタンレーカップ・ファイナルが終わる頃までに、次の記事を書きたいと思っております。
●ウィスラーキャンプ・リポートの続き(分かってます! 私もず〜〜〜っと気になっていたのです。途中で書けなくなってしまった理由がありまして・・・。いずれにしろ、完結させますからねー)
●観戦ツアー報告(おもしろかったっす)
●ファミリー・カーニバル報告(私たちが見た選手の素顔とは・・・)
●エクスパンション・ドラフトも含めたNHLのニュース
●もし会ったら、ですが・・・シーズンオフで一度はバンクーバーに帰ってくるであろう選手たちとの接近遭遇ニュース(期待している人・・・トレバー・リンデン、ユルキ・ルメ、荷物をまとめに来る?ブレット・ヘディカン、ポール・カリヤ?、クリフ・ロニング?、ジョー・サキック?。ブレはたぶん来ないだろう)

それでは最後に締めの一言を。
GO CANUCKS GO!!

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