3月14日(火)
モギルニー、デビルスへトレード!!
それはデッドライン10分前の出来事であった。
ずっとトレードの特別番組を見ていた私。これまで発表されたのは、他チームや元カナックスの選手のトレードばかり。ここまでくれば、もうメシエは大丈夫だろうと思った矢先のドッカ〜〜〜ンだった。ショックで一時、力が抜けてしまった。
モギルニーは紛れもなくカナックスの攻撃の核となる存在だった。ケガから復帰してからの活躍ぶりは、ページでも紹介していた通り。彼が抜けるということは、カナックスの屋台骨を支える柱の1本が欠けてしまうようなものだ。
あんなに噂にのぼっていたメシエは、結局カナックスにとどまることに・・・。なんだかあて馬だったような気がしないでもない。
デビルスから来るのは、ブレンダン・モリソン(24歳、センター)とデニス・ペダーソン(24歳、センター)の2人である。
モリソンはバンクーバー出身(だから取ったのか?)で、昨年のルーキー。ミシガン大学時代は、最優秀選手賞などを総ナメにしたスター・プレーヤーだった。たしか、ミシガン大学では、ビル・マッカルトと同期のはずである。昨シーズンは、76ゲーム出場で13ゴール33アシスト。今シーズンは44ゲームで5ゴール21アシスト。
ペダーソンはサスカチュワン出身。今シーズンは35ゲーム出場で3ゴール3アシストである。
それにしても、なぜセンターが2人? センター飽和状態ではないか? メシエ、カッセルズ、ヘンドリクソン、チュバロフ、ドルーケン、クーク・・・ ざっと数えてもこれだけいる。
私が見ていた番組は、CTVスポーツネットとTSN。どちらもカナダのスポーツ・チャンネルで、前者にはカナックスの前ヘッドコーチ=マイク・キーナンが、後者には前々ヘッドコーチ=トム・レニーが、コメンテイターとして出ていた。
TSNの方だったか、視聴者に「このトレードではどちらが勝った(得した)と思うか?」という問いかけをしていたのだが、答えの集計結果は、デビルスの勝ちと思う人が70%近かった。私も同感である。ただ、若い二人には、これからの成長を大いに期待したいと思っている。
それにしてもブライアン・バーク、またやらかしてくれたか、という思いである。バークは、カナックスを弱体化させるトレードばかり行なっているような気がするのだ。ブレのトレードは、はっきり言って大損だった。彼を出すなら、カナックスだって、もっと大物を獲得できたはずだ。ポトヴァンを取った時だって、ウィークスのほかにスカッチャードとマッカルトという若手プレーヤーを2人も放出してしまった。そして、そのことへの非難をケムに巻くように、ウィークスのことをマスコミにリークしている。マッケイブのトレードにしても、それでセディン兄弟を獲得したわけだが、双子を同時にという話題性はあったものの、本当にチームの戦力に貢献してくれるかは、まだ未知数である。
私の愛読書に、風来めぐみさんのホッケーコミックがあるが、その最新刊『うらっぷしょっと』に“チームをぶっ壊すGM”の話が載っている。これはNYアイランダーズのGMだが、次号ではぜひブライアン・バークを取り上げていただきたいと思っている。
1ヵ月ほど前、カナックスのメディアガイド(イヤーブック)が増刷されたのだが、それを相棒と見ていたとき、ブライアン・バークはアメリカ人だったことが分かり(私はずーっとカナダ人だと思っていた)、二人で妙に納得。だからバークはカナックスをぶっ壊しにかかっているんだ、と・・・(半分冗談半分本気)。オーナーはご存じのようにアメリカ人であり、カナックスを売りたがっているから、このまま弱体化が進めば、オーナー横暴じゃなくて、まっとうな理由ができるわけだもんな。
バンクーバー出身のモリソンを取ったことも、一見、深刻な観客不足に悩むカナックスが、地元ファンがGMプレイスに見に来てくれることを見込んでのことのように思えるが、モギルニーがいなくなったことで来なくなるファンの方が多いような気がするし・・・。
ああ、それにしても、デッドライン10分前まで、ビッグトレードは他人事のように思っていたのだが、ボストンやシカゴのファンのように、ショックの奈落の底につき落されたような気分である。
でも、モギルニーは内心喜んでいるかもしれないな。プレーオフには出られるし、アメリカに住めるし、東部のチームは移動が少なくてすむし・・・。
今日のもう一つのビッグトレードは、ペンギンズのトム・バラッソとセネターズのロン・タグナットのゴーリートレードだった。
ほかには、元カナックスのゴーリー、コーリー・ハーシュが、プレデターズからマイティダックスへ。24日のアナハイム戦では、久々にGMプレイスでハーシュが見られるかもしれない。同じく元カナックスで現オイラーズのジョセフ・ベラネックが、ペンギンズへ。ベラネックはチェコ出身で、長野オリンピックではヤーガーと共に戦っている。元カナックスで現ライトニングスのマイク・シリンジャーはパンサーズへ。ブレ、ヘディカンと再びチームメイトになる。
カナックスでは、トレードではなくウェイバーに出されていたクリス・ジョセフに、コヨーテスから声がかかった。こちらは、ユルキ・ルメと再度ディフェンスラインを組むかもしれない。
|