Canucks Fan: Game Results

2月25日(金)
ロサンゼルス・キングス 2-5

エンジン全開がちょっと遅かった…

今日はGMプレイスに観戦に行った。
ウォーミング・アップを両チーム半々ずつ見た。
カナックスでは、カリヤが滑っていたのに、ゲーム自体はヘルシー・スクラッチ(ケガをしていないのに、ベンチに入るメンバーからはずされること)だったので残念。同じくシラキュースから戻ってきたNo.21ジョシュ・ホールデンは、久々にベンチ入りしている。うれしかったのは、No.44トッド・バーツッジが復帰していたことだ。脱臼って、たしか引っぱって入れ直せば治るんだよね? 彼も、親指を引っぱって入れてもらったのだろうか。痛みが出なければいいけど。
キングスでは、ジグムンド・パルフィーとルーク・ロバタイユが、意外に小さいのでびっくりした。小さいったって、それぞれ178cmと185cmあるんだけど。パルフィーは顔の雰囲気から長身の選手をイメージしていたので、へえ〜と思った。

今日の観客は、異常にテンションが高い。21日(月)のマクソーリー事件後、最初のホームゲームなのだ。あの一件で“ファンの心は一つ”みたいになっている。
第1ピリオドが始まって5分。なんと中央スクリーンに、ブラッシャーからのメッセージが現われた。心配してくれたファンへの感謝が、文字になっている。そして、スーツ姿のブラッシャー自身の映像も…。彼は、今日、上方の関係者席に来ていたのだ。会場からどーっと沸き起こる拍手と歓声。ブラッシャーは、コーラの缶を持った手を少し上げて、ファンに応えた。
ただ、笑顔は見られなかった。まだ頭痛がするのだろうか。あれから4日しかたっていないのだ。無理もない。

今日のスターティング・メンバーは、前ゲームで好調だったメイ/ヘンドリクソン/クークのラインである。クークは、今日からヘルメットのプロテクターをはずしている。ウォーミング・アップの時、まだ顔にケガの跡が見えたけど、大丈夫なんだろうか?

ゲームのほうは、1ピリ終盤までは何とか持ちこたえていた。私の印象では、カナックスは精一杯戦っているのに、キングスは7〜8割の力しか出していないように見えた。これではいずれ、点を取られる。…と思っていたら、案の定、残り2分半のところで、立て続けに2点入れられた。0-2で1ピリ終了。

今日、まいったことが一つある。
2月も下旬となり、日本の大学がほとんど休みに入ったせいか、バンクーバーにはまた日本人留学生が増えてきた。ダウンタウンに行くと、春休みの短期留学とおぼしき学生たちが、ウヨウヨいる。そして、今日のGMプレイスにも、日本人留学生の姿がけっこう見られた。

私の隣は、珍しく日本人カップルだった。まいったのは、その男の子のほうである。ゲームの間じゅう、しゃべりっぱなしなのだ。どうやら、彼はけっこうホッケーが好きでゲームも見ており、彼女を初めて連れてきた、という雰囲気。いろいろ説明してあげているのはいいんだけど、まだ付き合い始めて日が浅いカップルなのか、黙っていると間がもたないようで、彼氏はずーーーっとしゃべり続けているのだ。
たとえば、カナックスのパワープレーになると、「おお、メシエ、メシエ、行け行けー。あーだめだ。シュートシュート。早く早く。マーカス、入れろー。あーっ。よしよし。早く戻って、早く戻って」ってな具合。これが英語だったら、たいして気にならないんだけど(でも、カナダ人でこういう人はあまりいない)、日本語だと全部意味が分かってしまうから、非常に耳障りなのである。

たまりかねて、2ピリの前に、相棒に席を交換してもらった。彼は日本語は分かるけど、日本人ではないから、私ほど気にならないはずだ。
ところが、変わってすぐ、後ろのにーちゃんが、すごくでかい声で叫ぶ奴だと分かった。どうやら、先日のシカゴ戦の時のスピーカー野郎らしい。一瞬「しまったー」と思ったが、このスピーカーにーちゃんは、時々しか叫ばない。その瞬間は耳にジンジン来るが、あとはいたって冷静にゲームを見ている。
対して、件の日本人男性は、相変わらず、ひっきりなしにしゃべりっぱなし。彼女に「僕はゲームのことをよく知っているんだぜ」ってとこを見せたかったようなのだが、近隣の者にはちょっと迷惑。私もけっこう叫んだりはするけど、ひっきりなしにではない。カナダ人で叫んでいる人たちも、実にタイミングよく、ここぞという所で、絶妙な言葉を発している。まるで歌舞伎のかけ声のように・・・。
まあそんなわけで、みなさん、観戦する時にしゃべりっぱなしはやめましょう。

第2ピリオド、いやな感じで終わった1ピリを雰囲気そのままに、最初の3分19秒以内に、なんと2点入れられた。早くも0-4である。観客、がっかり。その時、後ろのスピーカーにーちゃんが言い始めた。“We want Snow !! We want Snow !! ” それが伝染して、私たちのセクションでは小合唱になってしまった。やがて“Snow! Snow! ・・・ ”とスノウ・コールになっていく。ポトヴァン、人気ないなあ。

こうなると、もうキングス・ペースである。カナックスは必死で戦っているのに、キングスには余裕すら見られる。そしてカナックスは、パスが乱れてディフェンスはザルのよう、といういつものドロ沼状態へ。隣のおしゃべり君は「へたくそー、へたくそー」と言っている。最初の頃は「今日はいいぞー。よしよし、いい攻め方になってる。(彼女に)ほら、ああいうところがうまいだろう。今日は勝つよー」って言ってたのに…。

カナックスがようやく反撃に出たのは、第3ピリオドの残り5分のところ。遅いっつーの。それでも、No.55エド・ジョバノフスキーがゴールを入れると、観客はもちろん大喜び。サッカーのように派手な「GOAーーーーL !!」という音声が入り、ちょっと恥ずかしいくらいの大騒ぎだ。とりあえずシャットアウト負けはまぬがれたので、よかったけど。
アシストは、No.15ハロルド・ドルーケン。今季、シラキュースから来たルーキーで、このところよくゲームに出ている。今日は何度かナイスショットがあったのだが、ことごとく止められ、NHLでの経験の浅さが出てしまった感じだった。今日ライン入りしているルーキーは、彼を含めて4人。ケガ人が多いせいである。

さて、この1点で異様に盛り上がった客席とカナックス。続くパワープレーで、No.26トレント・クラットが2点目を入れたのは、わずか40秒後だった。アシストはNo.11マーク・メシエとNo.19マーカス・ナスランド。
この勢いで追い付けるか!?と思わせる、突然の元気ぶりだったが、そんな奇蹟のようなことはそうそう起こるはずもなく、残された時間はあまりにも短すぎ、最後は無念のエンプティ・ネットにとどめの5点目を入れられたのだった。
ショット・オン・ゴール数はカナックス23:キングス31。ポトヴァン、26セーブだった。

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