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3月4日(土)
対ニュージャージー・デビルス 4-2 あれっ、デビルスに勝ってる? 外出から帰って、テレビをつけた私は、思わずこうつぶやいてしまった。第3ピリオドがあと数分で終わろうとしているところで、カナックスはなんと4-2のリードだ。よほどのことがない限り、この点差でこの残り時間では、逆転されることはないだろう。
メンバーを見ると、No.72ピーター・シェーファーとNo.17バディン・シャリフィジャノフが復帰している。今日のゴーリーは、No.30ガース・スノウだ。
あとで内容を見てみたら、No.89アレクサンダー・モギルニーとNo.8ブラッド・メイが大活躍だったらしい。
メイは今シーズン中盤、たびたびヘルシー・スクラッチになっており、一時は「そろそろトレードあぶないかなぁ…」と思われていた。しかし、このところのケガ人続出で、ゲームに出られるチャンスが増え、ゴールも増えていたのである。
第2ピリオドでは、後半でデビルスに点を取られるが、その後、モギルニーがパワープレーで1ゴール決めている。アシストはNo.11マーク・メシエとバーツッジ。モギルニーはこれで今季17ゴール目。No.19マーカス・ナスランドの19ゴールに追い付きそうな勢いだ。 この後、第3ピリオドでまたデビルスに1ゴールされるが、4-2でカナックスの勝利。ショット・オン・ゴール数は、両チームとも30だった。
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Wilsonさんの姿は、いつもGMプレイスのカナックスのベンチ裏、セクション117、7列目101番の席に見られた。一人で観戦していたそうである。カナックスのジャージを着て、お手製の飾りや応援グッズを携えて、カナックスが得点した時には、必ず立ち上がって踊るように拍手を贈っていた。
カナックスの前ホームリンクであるパシフィック・コロシアムでも、既にファンの間では有名人で、93-94スタンレーカップ・ファイナルの模様を収録した記念ビデオには、Wilsonさんの姿も映っている。
カナックスのことが本当に好きで、ゲームにはいつも2時間前から来ていたそうである。97シーズンだったか、会場に早く行き過ぎてしまった私たちは、仕方なく外で待っていると、このスーパーファンおじさんに話しかけられた。「僕はカナックスのスーパーファンなんだよ」程度の会話だったが、私たちは、手作りの物をじゃらじゃら下げたおじさんの姿に、あっけにとられたものだ。でも、ビデオに出ていた人だということは、すぐ分かった。 カナックスは、Wilsonさんにお見舞のカードを送る予定でいたが、それは間に合わなかった。また彼のお葬式には、80人以上もの人々が参列したが、カナックス・サイドからは一人の出席もなかったそうだ。
もうGMプレイスにスーパーファンの姿が見られないのは、本当に寂しい。
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