Canucks Fan: Game Results

4月7日(金)
エドモントン・オイラーズ 4-5 OT

奇蹟は起こらなかった・・・

あー、アップダウンの激しいゲームだった。まるで今シーズンのカナックスのよう。騒ぎすぎて、ノドが痛い。
今日のチケットは完売。のっけから盛り上がりっぱなしの会場の様子が、テレビからもビンビン伝わってくる。

第1ピリオド、例によって先制点は相手チーム。0-1になるも、だいたいいつも逆転しているので、まだカナックスも観客にも余裕が感じられた。期待通り、中盤でメシエが同点ゴール。やっぱりね。アシストはナスランドとクラットだった。

残り1分のパワープレーで、カナックスはまた点を重ねた。ラッキーボーイのハロルド・ドルーケン、サイドからネット後方にいたブレンダン・モリソンにパスを出し、その間に自分はネット前に移動。モリソンからのパスが再びドルーケンに渡って、そこからネットに叩き込んだ。
2-1で1ピリ終了。これはいいきざし、と思っていたのだが・・・

第2ピリオド、カナックスの果敢な攻めと、ポトヴァンのグレートセーブが際立っていた。残り2分をきった時、さらに1点を追加。カッセルズがネット横からほぼ真横のデニス・ペダーソンにパス。ペダーソンがネットに放り込んで、3-1と2点差に引き離す。大拍手大満足のうちに2ピリ終了。誰もがカナックスの勝利を信じていた。

ターニング・ポイントとなったのは、第3ピリオドのメシエのペナルティー。オイラーズの選手に体当りした時、相手がフェンスに顔から激突し、しばらく起き上がれなかったのだ。メシエは2分のペナルティー。このパワープレーで、オイラーズに1点とられ3-2に。それでもまだ、このまま逃げ切りさえすればいいのだ、という状況だった。

・・・ところが、カナックスの動きが、目に見えて悪くなってきた。オフェンスが弱くなり、オイラーズに攻められ始める。カナックスも必死だが、オイラーズだって必死なのだ。ちょっとヤバイなーと思った瞬間、入れられた! あ〜〜〜〜〜〜 
かなり鋭角から、キャプテンのダグ・ウエイトに同点ゴールを決められてしまったのだ。これで3-3だーっ。タイではダメなのである。何としても勝たなければ。

OT勝ちの場合はどうなるのだろう?と計算し始めたところで、なんということ!!! オイラーズにまたゴールされてしまったのだ!! うっそ〜〜〜〜〜〜
あっという間に3-4と逆転されてしまった。もうダメだ。残りは4分しかない。もう望みはないのか・・・
カナックスの動きは、さらに悪くなっている。ガタガタと崩れる感じ。精神的な弱さが露呈している。選手たちのスピードは鈍り、パックを簡単に逃してしまう・・・

アナウンサーは、先ほどから“Vancouver must win !! ”を繰り返している。まるで、それを唱えていれば、願いが叶うかのように・・・
ここで、神様がチャンスをくれた。残り2分で、カナックスのパワープレー。ゴーリーをはずして、6on4攻撃にするカナックス。しかしエンプティ・ネットというリスクが、いかにも危うい。氷上にはベストメンバー。

残り1分、カナックスのタイムアウト。ボードに何か書いて、メンバーに指示するクロフォード。そしてゲーム再開。アナウンサーは、相変わらず“Canucks must win !! ”を繰り返している。会場からは、さらなる大歓声。

その時、みんなの願いが天に通じた! 残りわずか11秒。オイラーズのネット前で攻めている時、ナスランドがネット横から反対側にいたカッセルズにロングパス。カッセルズは、ナスランド寄りに守っていたトミー・サロとゴールポストの間に大きく空いた空間にパックを叩き込んだ。
同点ゴ〜〜〜〜〜〜〜ル!!!!!

観客は大騒ぎ!! 私も大騒ぎ!! カナックスの面々も、もう勝ったかのような喜びようである。でもここで終わりじゃなんいだ。これでふりだしに戻っただけ。

オーバータイムが始まった。カナックスもオイラーズも必死だ。どうしても勝たなければならないカナックスは、2分半頃から、早くもゴーリーをはずして、5人攻撃に切り替えた。大丈夫なんだろうか? 危なっかしいなあ。さっきは成功したけど、その時は2men advantage だった。今は5on4でしかない。

残り1分、カナックス・ゾーンのブルーラインの外側で、カナックスの選手が、パスをきちんと受けずに、跳ね返してしまった。それをオイラーズの選手に奪われた。必死で防ぐナスランドとバロン。しかし、彼が放ったショットは難無くエンプティ・ネットに飛び込んだのだった。

この瞬間に、カナックスのプレーオフ進出はなくなった。

会場は大落胆。私も・・・。
引きつった表情のコーチ陣とメンバーたち。アナウンサーの声も、トーンが落ちて落胆は隠せない。GMプレイス全体が大きなため息をついているようだった。

ゲーム終了のブザーが鳴る。無表情で引き上げるメシエと、続くメンバーたち。がっかりした様子で、ベンチにしばらく残っていたのはドルーケン。リンクの上では、ペダーソンが両膝に手をつき、うなだれていた。最後にパスを受けるのをミスしたのは、彼だったのだ。

ああ、これで、明日オイラーズが負けようが、最後のゲームでカナックスが勝とうが、もうプレーオフへの望みは断たれた。
プレーオフ進出が決まったら観戦に来る!とおっしゃていた多くのファンの皆さん、また来シーズンお会いしましょう。

とはいえ、まだ1ゲーム残っているのだ。せめて有終の美を飾ってほしい。

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