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カナダ選手15人のサインをもらいました!!
森 豊さん(横浜市)
Part1ではフィンランドの選手について書きましたが、今回はカナダ選手について書かせていただきます。
フィンランドの選手に会った後、街で出会ったカナダチームの選手はコロラド・アバランチのキャプテン、ジョー・サキックでした。
奥さんと同伴で、ちょうど宿泊しているホテルに入るところでした。
あまりの無防備さに一時声を掛けるのをためらうほどでしたが、エスカレーターに乗ったときにこちらを見たので「サインして下さい」と言うと(もちろん英語)、あのサキックがエスカレーターを逆走して降りてこようとしました。
後ろに奥さんがいたからか、はたまた前日の試合で足を痛めたせいか、途中であきらめてこちらに向かって「上がってこい」と手招きしました。
始めは友人らと顔を見合わせて「どうしよう」と思ったのですが、ここで遠慮しては末代まで後悔するとエスカレーターを駆け上がり、サインと記念撮影をしてもらいました。
スーパースターとは思えないほど気さくで優しい人で、奥さんが呼んでいるにも関わらず一人一人、丁寧にサインして下さいました。
そのサインにはちゃんとオリンピックゼッケンの#91が入っていましたよ。
その後またも路上でサキックのチームメイト、アダム・フットに遭遇。
#フットも奥さんと同伴でした。
駆け寄ってサインをせがむとフットはお酒が入っているのかちょっと御陽気モードで、ヘラヘラ笑っていたかと思ったらなんと横にあったコンビニに逃げ込みました。
フットはまるでホッケーをやっているかのごとく店内を走り回り、レジ待ちしていたおばちゃんにチェックを入れてました。
#ファンなら喜びますが、おばちゃんは怒ってましたね。(^^;)
結局、正面から走ってきたフットにボディ・チェーック!といいながら身体を当てると「Oh!」と言いながらようやく逃げるのを止めました。
その後は店内でそのままサイン会&記念撮影です。
友人がかぶっていたちょんまげ(フルーリのサイン入り)を奪ってかぶり、みんなと記念撮影してくれました。
この時写真を撮ってくれたのはフットの奥さん。ちょんまげ姿のフットを見てかなり受けていました。
コンビニを出ると今度はキングスのキャプテン、ロブ・ブレイクがいました。写真で見るよりも全然スリムなので始めは誰も気が付かなかったのですが、彼は終始穏やかでサインも記念撮影もキャラクターを崩すことなくこなしていましたね。
翌日、会ったときにも「夕べはありがとう」と声を掛けると笑顔で「どういたしまして」と返してくれました。
その後、某ホテルにカナダ選手が多数宿泊しているとの情報を得て移動。
車組と徒歩組に別れたのですが、何故か徒歩組の方が現場に一番乗り。車の中から、徒歩組と記念撮影をしてホテルの階段を駆け上がるカナダ選手の姿が見えたので「誰だったの?」と聞くと、シャナハンだったそうです。
タッチの差でシャナハンに会いそびれた私はガッカリです。
そんなところへ、タクシーでジョー・ニューウェンダイク、シェーン・コー
ソンが帰ってきました。
気さくにみんなのサインに応じながら、後ろを指さし「グレツキー」と言うので
えっ?っと思っていると、遅れて現れたのがウェイン・グレツキーでした。
残念ながらグレツキーはその場でサインを貰うのをためらうほどかなり疲れている様子で、みんなで「おやすみなさーい」と声を掛けるに留まりました。
この時ニューウェンダイクがいろいろアドバイスしてくれるんです。彼は「おやすみ」だったら日本語が通じるとか、明日になったらもしかしたらサインがもらえるかも知れないとか。
長野で出会ったただのファンに友人のように話してくれるには一同感激!
私が「ソルトレイクでリベンジだ!」というと「その時オレは年寄りさ」と言っていたのがちょっと寂しいです。
ニューウェンダイクはホテルに入ったコーソンを待っていたのですが、しばらくするとしびれを切らしてか自分もホテルの中へ。
入れ替わりで出てきたコーソンはタクシーを捕まえようとしていたのですが、気を利かせて私がタクシーを止めて、行き先を運転手さんに通訳して見送りしました。(コーソンはタクシーに乗り込むときに「ありがとう」と一言)
決しておごることのないカナダ選手はみんなスッゴクいい人達ばかりです。
その後さらに場所を変えると、飲み屋の中にマーク・レッキ、カーティス・ジョセフ、クリス・プロンガーがエリックの弟ブレッド・リンドロス、セラニらと飲んでいました。
プロンガーは既にベロベロに酔っていて、フィンランドのジャージを着ていたファンとおぼしき外国人と一触即発の状態になり、それをブレッドとセラニがなだめるといった珍場面にも遭遇しました。
みんなサインを求めると気軽に応じてくれるのですが、プロンガーはなぜか私に自分の奥さんを紹介したあげく、ご丁寧に奥さんのサインまでくださいました。
その横でセラニは顔に似合わずボトルから豪快にラッパ飲み!
翌朝、前夜の某ホテルロビーで出待ちしていると出てくる出てくる!
ロブ・ザムナー、ロブ・ブレイク、ジョー・ニューウェンダイク、アル・マキニス、トレバー・リンデン、セオレン・フルーリィ、マーティン・ブロデュアー、ブレンダン・シャナハン、ウエイン・グレツキー!!
エレベーターのドアが玉手箱の様に思えましたね。
前日、お疲れだったグレツキーも笑顔でサインに応じてくれました。
結局15名のカナダチームの選手からカナダ国旗にサインの寄せ書きをしてもらい、とても良い思い出になりました。
また、某ホテルに宿泊していたエリックのお父さんからは決勝戦のA席チケットをもらいました。(私が持っていたのはC席だったので超ラッキーです)
その後、カナダの応援で使っていたおもちゃの刀をカナダチームの家族にプレゼントしたらお礼にピンバッチを沢山貰いました。
#実は殿様の格好で応援していたのは私です。
#CBCでカナダvsアメリカをご覧になった方、ごめんなさい・・・
と言うことで、これが私のオリンピック観戦記外伝です。
★★★編集部より★★★
今、読み終わったみなさんもそうだと思いますが、もうただただ驚き、ひたすら感心!! 「えーーーっっっ!?」「うっっっそぉーーーー!!!」「すごぉ〜〜〜〜い!!!」そんな感じ。ホントすごいですよねえ、後から後から・・・。森さんの体験談も玉手箱のようですよ。
それにしても、カナダの選手って本当にいい人ばかりですね。私、改めて、すご〜〜〜くファンになりました。
サキック、いい人ですねえ。空港で見たときも、優しそうな感じがただよっていたなあ。ニューウェンダイクもすっごくいい人ですね!! グレツキーへのアプローチ法をそんなふうにアドバイスしてくれるなんて・・・。ソルトレイク・シティーでもがんばってほしいですよね。フットの茶目っ気には大笑いしてしまいました。ボディチェックされたおばちゃんになりたいよー。
ところで、みなさん「えっ、カナダ・チームは選手村にいたのでは?」と思われたでしょう? 私も思いました。でもよく読むと、これは彼らが負けた後のことだと分かります。たぶん、奥さんや他のご家族は市内のこのホテルに滞在していて、最後の数日、合流したのでしょう。あるいは2ヵ所を行き来していたか…。次のメール(まだ続きがある!)にはずっと選手村にいた人達のことも書かれています。
体験談にも度肝を抜かれましたが、あの殿様の格好をしていたのが森さんだったなんて、もっとビックリ!!! もうカナダでは超有名人ですよ。全国民が注目した最初の試合であったアメリカ戦の前に、CBCの名ホッケーキャスターRon McLeanと毒舌で知られる解説者Don Cherryの間に立っていたのが、メープルリーフのマーク入り・紅白の衣装(この衣装がまたよくできていた!)の森お殿様だったのですね。かなり長い間、写っていたので、私もしっかり顔を覚えています。その後、客席にいたところも写っていましたよ。
ラッキーもあったかもしれないけど、翌日ブレイクにお礼を言ったり、タクシーを止めてあげたり、そういう森さんのキャラクターが幸運を呼んだのではないでしょうか。
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