Canucks Fan: News

10月3日 (金)
ブレの背番号「10番」復活!!

日本での第一戦、カナックスの「ロシアン・ロケット」パベル・ブレが、背番号96番ではなく、かつての番号10番のユニフォームを着ていたことに、お気づきのファンも多いことだろう。
最初は、かつてバンクーバーに住んでいた日本人ファンへのサービスかと思っていたが、実はそうではなかった。

「僕はこの夏じゅう、背番号10番に戻るべきか考えていて、昨日決心したんだ。10番を付けていた時のほうが、ずっと幸運だったからね」

95-96シーズンから、彼の背番号は96番に代わった。
当時、おこづかいをはたいてブレの10番のユニフォーム(約1万円)を買った少年ファンたちの気持ちを傷つけたと、センセーショナルに書きたてた新聞もあったほどだ。それほど「10番」のブレは、私たちの心に深く焼き付いていた。94年スタンレーカップ・ファイナルの興奮とともに・・・。

96番に代わった理由は、NHLではトッププレーヤーはハイ・ナンバーを持っていること(たとえばウェイン・グレツキーは99番)、そして来るべき96年はブレがカナダの市民権を取得できる記念すべき年だから、というのが公式の発表だった。
また、その年、ブレのロシアでのチームメイトだったアレクサンダー・モギルニーがカナックスに移籍し、その背番号89番と並ぶこと、そして選手紹介(番号順)の時にこの2人が最後に登場して盛り上がることも意図されていたようだ。

しかし、シーズンが始まったとたん、ブレは試合中に膝の靱帯を損傷し、95-96年はほとんどプレーすることができないという不幸に見まわれる。その後もケガが相次ぎ、96番を着ていた2シーズンで、出場できなかった試合は86ゲームにも及んだ(10番のときは、4シーズンでわずか13ゲーム)。
また、カナックスとの契約金問題は彼を悩ませ、エージェントを変えトレードを申し出るまでに至っていた。しかし、これも解決に向けて進行しているという。

やっぱり96番という番号が悪かったのかもしれない。日本人の私には、どうしても「くろー(苦労)」と読めてしまうのだ。

「すべてがいい方向に向かっているよ」と、うなずくブレ。
現在、彼は心身ともに調子がいいそうだ。

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