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10月9日(木)
ヘディカン、やっと契約成立

契約交渉が難行し、日本への遠征に参加できなかったフリーエージェントのディフェンスマン、No.3ブレット・ヘディカンが、昨日やっと合意に達し、カナックスとの契約にサインした。
彼のエージェントとカナックス・サイドとの話し合いは実に8時間にも及び、合意に至ったのは夜になってからだった。しかし早くも今日、バンクーバー国際空港に姿を見せたヘディカンは、晴れ晴れとした笑顔で「バンクーバーに帰って来られて本当によかった。ここは僕がプレーしたいところだから」と答えていた。

バンクーバー・サン紙によると、契約内容は2年契約で195万USドル。さらに彼の成績に対して、年間最高21万5000USドルまでの報奨金が付く。最高額を獲得できたとして、年俸120万8000USドルとなる。ベースの金額はヘディカン側の要求より低かったが、このボーナスが付いたことで、双方歩み寄ったようだ。

ここまでこぎつけるには長い長い時間が必要だった。キャンプにも参加できず、プレシーズンや日本でのゲームも、故郷のミネソタからTVで観戦するしかなかった。
この忍耐期間中に、彼はトレバー・リンデンから励ましの電話をもらう。リンデン自身、95-96シーズンの前に契約が成立せず、キャンプに参加できなかった経験があるからだ。
「チームメイトからこういう電話をもらうのは本当にうれしい。僕の心はいつも“バンクーバー・カナックス”だった。東京での試合を見ていて、本当に彼等と同じ気持ちでいると感じたんだ」

余談であるが、精悍なマスクで人気があるヘディカンのガールフレンドは、あのフィギュア・スケーターのクリスティ・ヤマグチだ。92年のアルベールビル五輪で伊藤みどりを押さえ金メダルに輝いたクリスティは、日系4世のアメリカ人。彼女の遠ーい故郷である日本で、彼も試合をしたかったろうなあ…(と、これは筆者の勝手な想像でした)。

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