Canucks Fan: News

2月22日(日)
閉会式とカナダ選手団
「ホッケー・ガイズはグレイトだった!!」

閉会式、盛り上がって、いい締めくくりになってよかったですね。
カナダのTV局CBCでは、深夜12時30分からライブですべて放映されました。選手がほとんど退場して、客席の人もまばらになるまで、ずっと放映されていました。その日の午前中も、編集されていない、まったく同じ実況版を放映してました。
CBCはオリンピック期間、まるでスポーツ専門ケーブル・チャンネルのように、ずーーーっとオリンピックを放送し続けていました。その他に、アメリカのCBSとフランス語チャンネルが1局、放送してましたけど、CBCは構成もキャスターもよく、カナダではもちろん、アメリカでも最も見られていたそうです。

さて、みなさんはどれだけホッケーチームの選手を見つけられましたか?
こちらのテレビでは、インタビューを受けたのは、ブレンダン・シャナハン、エリック・リンドロス、ウェイン・グレツキー。映っていたのは、トレバー・リンデン、ロブ・ブレイク、ロブ・ザムナー、レイ・ボーク、セオレン・フルーリー、エリック・デジャーデン、アル・マキニスらが確認できました。
みんな清々しい顔をしていて、あの負けた後の悲惨な表情はなく、ほっとしました。
チェコ、ロシアの選手たちを探しましたが、決勝戦の後だったので参加していなかったようです。特にチェコ・チームは、NHLプレーヤーも含めて全員チェコに凱旋するそうですから、もう帰国準備に入ったのかもしれません。プラハに立ち寄って、故国の人たちと金メダルの喜びを分かちあい、数時間(!)滞在してから、北米の各チームに戻る、とハシェクが言ってました。フィンランドの選手たちも、もう帰国したようですね。

シャナハンはたいへんまじめな顔で次のように答えていました。
「この(カナダの)オリンピック・チームは大成功だったと思う。僕たちは本当にここに残って、閉会式に出たいと思っていた。多くの選手が先に帰ったけれど、僕たちは開会式に出られなかったので、最後までここにいて、オリンピック・チームの一員として、閉会式に参加したかったんです」

オリンピック前の会見も含めて、ここ2週間で初めて笑顔を見せたリンドロスは、あの縦長のくっきりしたエクボが深く刻まれる満面の笑みで、それがかえって、それまでのキャプテンとしての責任がいかに重かったかを感じさせました。
実はリンドロスって、あの頑強なからだと恐そうな眉毛に似合わず、けっこう涙もろいのです。以前、NHLの何かの賞を受賞した時のスピーチで、感極まって涙でしゃべれなくなってしまったし、テレビのインタビュー番組で、脳震盪の後遺症でNHLを引退せざるを得なくなった弟の話をしていたときも、涙がにじんで言葉につまってしまったし…。
でも、今日は(瞳がうるんでいるような気もしたが)本当に心からの笑顔でした。
「(選手村について聞かれて)すべてのアスリートが1ヵ所に集まって、選手村の中でお互い励ましあって過ごしているのは素晴しい。だから僕たちは最初からホテルとか他の場所にいきたいとは思わなかったんだ。選手村に入りたいと思っていた。(会場の雰囲気について聞かれて)ここは…、(周りを見回して)ここは素晴しいよ。信じられない。これが…、これがオリンピックだよ!!」

グレツキーがインタビューを受けている時、ちょうど後ろで欽ちゃんが「私たちのふるさとは地球です!」を大きな声で繰り返していて、日本語だからどうしても耳に入っちゃうし、グレツキーのことばが聞きとれなくて大変でした。
グレツキーも今日はほっとしたような笑顔。あのROOTSのキャップを逆に(ツバを前にして)かぶっていたけど、彼にはこっちのほうが似合うみたい。
「最後のオリンピックになると思うが参加できてよかった。私の人生の中で素晴しい瞬間だった。(NHLプレーヤーの初参加について聞かれて)私たちのチームはみんな素晴しい体験をした。2002年のオリンピックでも、カナダはまたいいチームを送り込み、みんな素晴しい体験ができると思う。(閉会式参加については)チェコ戦の後のミーティングで、みんなが残りたいと言ったんだ。みんな、最後までカナダ・オリンピック選手団の一員として行動をしたかった。(長野の思い出は?)オリンピックに参加したこと! そして選手村に滞在したこと。私たちは本当に選手村の生活をエンジョイし、そこでたくさんの偉大なアスリートたちに会えることをエンジョイした。それは“ベスト・パート・オブ・オリンピック”だった」

その他、楽しそうに入場行進するホッケー選手たち、カメラに向かって手を振るアル・マキニス、周り中から打ち上げられる花火を「すごいなあ」という感じで見上げるトレバー・リンデン、なんだか閉会式恒例になってしまったカナダ大国旗の端を持ち、みんなと一緒に上下に振ってウェーブを作っていたエリック・リンドロスなどなど、彼等が最後まで、オリンピックへの参加をエンジョイしていた様子が見られました。

最後に、カナダ選手団のチームメイトであった女子スピードスケート選手のコメントを紹介します。500メートルで優勝したカトリオナ・ルメイ・ドーンと、2位だったスーザン・オーク(この時の3位は日本の岡崎朋美)は、それぞれ別のインタビューでこう答えています。
閉会式で旗手を務めたルメイ・ドーン「今回のカナダ選手団は今まででいちばん楽しいチーム(彼女は3度目のオリンピック)。とてもまとまっているの。選手村では、ホッケー選手たちは本当にグレイトよ。このムードは彼等のおかげでもあるかもしれない」
オーク(閉会式で)「カナダ選手団はとても楽しいチームだった。特にホッケーの選手たちは素晴しかったわよ。試合ではずっと大変だったろうし、つらい時もあったと思うけど、選手村ではとてもナイスだった。本当にグレイトだったわ!!」

I am proud of CANADA !!
選手村の部屋をメチャメチャにしたり、「手ぶらで帰るわけだからね。僕らにとっては無駄足だった」などというセリフを吐いて去っていった隣の国のチームと違って、最後までカナダ選手団の中の1チームとして、スポーツマンらしく行動したカナダのホッケーチームに、大きな拍手を送ります!!

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