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カナダにとっても大成功だった長野オリンピック

この大会でカナダは、夏冬合わせて、今までで最も多い15個のメダルを獲得している。カナダにとっても長野オリンピックは、かつてないくらいの大成功だったわけで、テレビ放送でもカナダのCBCがアメリカのCBSよりもずっと視聴率がよかったというオマケ付きであった。
カナダ選手が活躍した競技から、ちょっとニュースを拾ってみると・・・

●カーリング
カーリングって日本では、どんなふうに見られているんだろうか?
初めてカナダのテレビでカーリングを見た時、なんておかしい競技なんだろうと思った。あのデッキブラシみたいのでゴシゴシやっている姿は、どうしても笑えてしまう。しかし、何度も見ていると、なんか奥が深いように思えてくる。
カナダの、特に東部ではたいへんカーリングが盛んで、競技人口も多い。その分、国内大会を勝ち抜いてオリンピック代表になるまでがとても大変なのだ。
今回、初めて正式種目になったカーリングで、カナダは男女アベック優勝をねらっていた。結果は女子優勝、男子準優勝。私は、なぜか国内大会もよくテレビで見ていたので、選手たちの顔はもうよく知っていた。女性チームは全員お母さん。母は強し。期待通り金メダルを勝ち取った彼女たちの涙は、本当に感動的だった。男性チームのスキップだったメガネのちょっと太りぎみのおじさんは、おじさんかと思っていたらまだ30才だって! 

●女子アイスホッケー
残念ではあったけど、アメリカは強かった。強いけど、表彰式で喜んでいる姿は、普通の女の子って感じでかわいかった。観客席にはグレツキーを始め、男子ホッケーチームが応援に来ていて、ゲーム終了後も銀メダルを授与される女子チームを見守っていた。カナダ・チームには日系人のヴィッキー・スノハラがいた。日系ったって全然日本語はしゃべれないのだが、開会前に日本の親戚を訪れて、着物などをプレゼントされていたようだ。

●スピードスケート
清水くんが金メダルの時、カナダが2・3位。岡崎さんが銅メダルの時、カナダが1・2位。なんだか日本と縁が深い種目だったような気がする。おかげで清水くんは、カナダでもすっかり有名。名前のHiroyasuに引っかけて「本当に国民的ヒーローになった」と、何度も言われていた。

●2人乗りボブスレー
劇的な同タイム優勝2ヵ国のレースだった。キャスターはただただ「信じられない!」を繰り返すのみ。エドモントン出身のピエール・ルーダースとPEI(プリンス・エドワード島)出身のデイブ・マクエイケルンのコンビ。特にマクエイケルン(坊主頭だったほう)は、ただ一人PEIから出場した選手である。今年、『赤毛のアン』の家を訪ねてPEIに行こうと思っている人は、「デイブはすごかったねー」と言えば、きっと島の誰とでもすぐお友達になれちゃうと思うよ。

●閉会式の大国旗
上空からとった映像で、真ん中の土俵と同じくらいの大きさがあったカナダ国旗。あの「輪になって踊れ〜」の曲に合わせて、選手たちが楽しそうに国旗を上下に振っていた姿は今だに忘れられない。翌日の新聞には、この写真が大きく出ていた。笑顔のリンドロス、ニューウェンダイク、グレツキー、リンデン、フルーリーらが写っている。いい締めくくりで本当によかった。
閉会式そのものもたいへん評判がよく、特にあの花火は圧巻だった。CBCのメイン・キャスターは、花火を子供のように見上げているホッケー選手たちが実に印象的だった、と語っている。
バンクーバーの新聞が2紙とも、ソルトレイク・シティーのパフォーマンスがあった5分間だけが奇妙な雰囲気だった、というようなことを書いていたのには笑った。


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