本日のHidden Beauty・隠れた魅力のために、山形から福島の磐梯地域まで移動しました。秋の色どりや山々、綺麗な景色の道路や登山道がたくさんの美しい地域です。私の目的は、この裏磐梯にある五色沼を散策すること。ここの沼は青-緑のすべてのスペクトルを含んでいて、特に紅葉と共に見るといっそう美しいです。

私はガイドである小石澤勇樹さんと奥さんの香織さんと、裏磐梯ビジターセンター駐車場で待ち合わせをしました。しかし着いたらあまりに人がいっぱいで、駐車できる所がありません。運良く、勇樹さんが少し空きのある別の駐車場を教えてくれました。すごい人数がこの日を楽しむためにこの地を訪れていました!

五色沼探勝路は、一時間ほどで気軽に美しい沼をすべて楽しめてしまう道です。私たちは一番大きな毘沙門沼から始めました。というのは、とても大きいのでボートを借りて見ることもできるからです。

ボートの出航準備完了!

これは今年は使われないでしょうね…

この沼はこの地域の名称でもある、磐梯山のもっとも美しい景色が仰げる場所のひとつです。

磐梯山をバックに秋の色が楽しめます

池の住人たちと遊ぶことができるのも面白いです…

赤いハート模様の鯉を見つけると、恋愛にご利益があるんです!

探勝路は気軽に歩けて、たくさん写真を撮れる場面がありました。素晴らしいのは沼だけでなく、トレイルに沿った草木もまた見事です。

私のガイド香織さんと勇樹さんと、色とりどりの素敵なトレイル

あまりにも草木が青々と生い茂り、沼の良い眺望を得るのが少し難しいこともありましたが、でも根気よく(体を変な位置に移動したりして)見れば、問題ありません!

これは美しい緑色の、みどろ沼です!

黄葉樹の葉がみどろ沼に反射して、とても見事です!

五色沼地域の木々はまだ少し緑色でした。1週間か2週間経つと、今日よりさらに目を見張るものとなるでしょうね。

まだ緑と黄色だけ。もうちょっと待ちましょう。

弁天沼は探勝路で2番目に大きい沼です。この晴れやかな沼の感じが、周りにある木々や植物との素敵なコントラストとなっています。見てまわる前にベンチがあって、少し休むこともできます。

弁天沼には見事な見晴らしポイントがあり、ターコイズブルーの水面が見えます。

さらに進むと、小さな青沼まで来ました。真ん中に緑色のものが育っていて、何かはわかりませんでしたが、綺麗でした!

さらに美しい紺色も!

最後に辿り着いたのは柳沼。本日の最後の沼です。今までの緑や黄色の道と好対照をなして、豊穣な紅葉がありました。風もなかったので、水面への映り込みが本当に美しかったです。

本日のトレッキングを締めくくる柳沼。すべて見た中で一番素敵な秋の色でした。

探勝路の最後にはもうひとつのビジターセンターがありました。そこで少し休憩を取ってジェラートを食べ、もう一度車に向かって沼沿いを戻りました。バスで帰ることもできますが、今回は写真を撮るためにあまり止まらなかったので、早く戻られました。そこから20分ほど行った、裏磐梯道の駅にてこの地域に特別のラーメンを食べることに。

昼食中の桧原湖(ひばらこ)の眺め

食べ終わった後には、私の最高のガイドさんたちにお別れを告げ、二泊を過ごすマウント磐梯へと戻りました。

大きな窓で秋の色どりを思う存分楽しめます。

ホテルの周りはほとんど紅葉のピークを過ぎていたのですが、カエデはいつも少し時期が遅いため、ちょうど今もっとも美しい色を披露していました。ゆったりした私の部屋の中でも、ロビーからでも、お風呂の中からも、今の時期その色どりが際立ったみどころです。とはいえ、どの時期でもホテルからの眺望は素晴らしいと思うのですが!

特にお風呂の中がすごい!

少し休んだ後には、この施設を運営される一ノ瀬さんと、旅館組合の一員である柳沼さんと檜澤さんにお会いしました。一緒に楽しく夕食を頂きました!

賑やかな夕食のメンバー、一ノ瀬さん、柳沼さん、檜澤さんです。

柳沼さんは何とご自分の三味線まで持って来て弾いてくれました!だから、私はまた三味線コンサートが楽しめました。

彼は私にも試させてくれました!それで少しだけ「さくらさくら」を弾きました。

勇樹さん、香織さん、一ノ瀬、柳沼さん、檜澤さん、皆さんのお気持ちと、素晴らしいおもてなしと贈り物、どうもありがとうございました。

磐梯山も福島もお休みなさい!

私は東北地域を抜けて、次は関東へと向かいます!

翻訳:We Love Japan Tour 事務局・中山慶