今日は平泉駅から出発です。雨がかなりたくさん降っていたのは残念でしたが、まず最初に駅で今日のウォーキング仲間の竹内さんにお会いしました。竹内さんは、とっても可愛いカードをくれました!

私たちはバスに乗って、町の南はずれにある達谷窟 (たっこくのいわや) まで行きました。そこには、宮古市でお会いした根本さんもウォーキング仲間として待っていました。彼女はここからたった10分のところに住んでいるので、こんな雨でしたが、今日も私と歩くことにしてくれたのです。とっても優しいですね。
達谷窟には素晴らしいお堂が建っています。仏教のお寺と神道の神社が合わさった感じです。かなり昔に建てられたお堂は、上部が大きく張り出した岩壁の側面にたたずんでいました。張り出した部分は、お堂と私たちを雨から守ってくれました。

私たちはざっと見て回って、高さ15メートルの大仏が彫られている岩にも行ってみました。しかし残念なことに、何百年もの時を経て、頭以外の部分が風化していました。大仏の大きな肩の部分はかろうじて見ることが出来るので、残りの部分がどれほど大きかったかが想像できます。とっても驚きです。

私たちはそこから約１時間ほど歩いて毛越寺 (もうつうじ) に行きました。今日のガイドを務めてくれる今野さんと会う前に、私たちはお蕎麦の軽い昼食をとりました。今野さんは毛越寺を詳しく丁寧に案内してくれました。毛越寺の境内が12世紀に作られ、世界最古の日本庭園であることを私は知りました。庭園が昔の優雅な姿に修復されたのは、つい最近のことです。庭園の姿を昔のままに再現するために、12世紀に書かれた日本庭園のデザインに関する本を参考にして修復が行われました。このお寺がユネスコの世界遺産に登録されたのは、そのお陰です。平泉には他にも４つの日本庭園がありますが、現在修復されているのは毛越寺以外にはたったの１つです。今度また平泉を訪れて、他の庭園も見る必要がありますね！

その後も私たちは歩き続け、中尊寺に着きました。実を言うと中尊寺は、山に建てられたたくさんのお寺が集まったものです。訪れた時には雨がとても強くなっていましたが、全く気になりませんでした。雨と霧が神秘的な雰囲気を与え、中尊寺をさらに特別な場所にしたように感じました。

中嶋さんからいただいた美味しいおせんべいを食べ、私は今からホテル武蔵坊の豪華な温泉を楽しんできます。どんな雨の日でも温泉は最高です！

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行程は達谷窟（たっこくのいわや）という、一部が岩壁の中に造られたお寺からスタートします。毛越寺までの道中では田舎らしい風景を見ることができます。毛越寺には美しい浄土庭園があります。その後、田舎の住宅地を通り、木の生い茂る中尊寺を訪れます。最後に有名な金色堂を訪れて行程を終了します。

実施日	10月20日（日）
時間	10:40
スタート地点	達谷窟
ゴール地点	中尊寺
距離	８キロメートル（約４〜５時間）
コースの特徴	行程のほとんどは舗装された歩きやすい道を通ります。住宅地では歩行者用の道路を、そのほかの場所では側道を歩きます。中尊寺では、境内の建造物や金色堂へ行く道に上り坂と階段があります。
天気	平均最高気温　21℃ 平均最低気温　11℃
アクセス	平泉駅からは達谷窟へ向かうバスに乗ります（発車時刻　10時25分、 10時45分、 11時05分、 11時30分、 12時20分、 13時05分、 14時00分、 14時45分）。乗車時間は10分で片道380円です。１時間間隔で中尊寺と一関駅（片道25分、運賃350円）を平泉駅経由（片道5分、運賃310円）で運行しています。中尊寺から平泉駅までタクシーでは1000円以下で利用できます。 平泉では自転車移動にも適しています。平泉駅では2時間500円からレンタルすることができ、その後１時間毎に200円の追加料金を支払うか、1000円で一日レンタルすることができます。また、駅から少し離れた店舗では、少し高い値段ですが電動自転車をレンタルしています。