We Love Japan Tour の次なる目的地は、南北海道に位置する樽前山です。飛行機で新千歳空港へ向かい、二回目のレンタカーを借り、登別温泉にあるホテルまで運転しました。温泉と樽前山は一時間かもう少し離れているのに、どちらも支笏洞爺国立公園地域に属しています。

夕食を前に準備万端

私が滞在したのは登別万世閣で、この地域の美味しい食材やお風呂を満喫できました。登別でも「地獄谷」などを少し見ることができました。

夜は誰もいません

天候が悪くなるのが心配で、かなり朝早くに起き、ハイキング用に途中で水を買い、樽前山まで行きました。8時前に着いたにもかかわらず、駐車場はほぼいっぱいでした。駐車スペースを見つけられてよかったです!ここから頂上までは約40分なのですが、私は写真をたくさん撮るのでほとんど一時間はかかりました。

万一に備え、登山用紙への記入をお忘れなく!紙とペンは中にあります。

登ります!

雲はありましたが、太陽は明るく景色が美しかったです。そして頂上への途中くらいで、暗い嵐の雲が流れて来ました。

支笏湖が見えます。

階段の後は、クレーターまで岩の多い道となります。海も見えますよね。この景色は本当に見事でした!

あとちょっと…

植生は近づいてみるまでは、まばらに見えます。白い花のようなものは、実は小さなベリーでした!

そして、クレーターまでたどり着きました。ここまでの道は、比較的山によって守られていたのですが、この分かれ道から、風が格段に強くなりました。知床の時のように、天気は晴れから曇りへと急激に変わり、また戻りと、風がとても強いのです。

ナビゲーション

ここから、クレーターの真ん中にある溶岩ドームと、そこへの登りと下り道が見えますよね。もともとは、このクレイターのまわりをぐるっと歩く予定だったのですが、あまりに風が強いのでまわりきれるか少し不安になりました。

右が溶岩ドームで、左が西山です。

風にやられました!西山の途中くらいにある小さな神社と避難所まで行き、もうそれ以上は進めません。手の感覚もなくなって来たので、風がやむ隙を見つけ分かれ道まで戻ることにしました。

この道を下って戻りました

ただ、まだ樽前山の実際の頂上には行けてなかったので、休憩後、逆方向の一番上を目指しました。

やりました!

頂上まで行くのは少し大変でしたが、行けて嬉しかったです!もちろん景色は文句なし!また嵐の雲がこちらに向かっているのがわかったので、記念写真の後、天気運は使い果たしたと観念して下山を始めたら、ちょうど駐車場に着いた時に雨が降り始めたんです!ハイキングが少し短くなったので、丸駒温泉に行き体を温めました。支笏湖では昼食を食べましたが、ここのビジターセンターは動植物の情報がいっぱいで面白かったです。

特に鳥を選んでその鳴き声を聞けるのが好きでした。

登別に戻った時には、素敵な秋の色を見つけました!

本日の締めくくりに、登別から秋の色どりを少し。

今日も悪天候で少し大変でしたが、それでも樽前山に登れたのは本当に貴重な体験でした。頂上からの景色はまさしく壮大で、強風にもかかわらず素敵な時間を過ごせました。また支笏湖のあたりもとても気に入り、まだ登別を散策しに来ないといけません。それでは、次の二風谷へ向かいます!

翻訳:We Love Japan Tour 事務局・中山慶