今日は、きらくや旅館をかなり朝早くに出発し、会津若松に行く途中で喜多方という小さな町に立ち寄りました。とても可愛らしい町で、酒造所や歴史的な蔵など、古い建物がたくさんあります。

私が最初に立ち寄ったのは、ほまれ酒造という酒蔵でした。いえいえ、朝の９時からお酒を飲んだりしてませんよ。蔵の横にある日本庭園を見に行っただけです。でも実際に社長さんは、私に柚子のお酒を一瓶下さいました。早く飲みたくて仕方ありません！

そのあと、高橋さんという熟練の芸術家にお会いしました。高橋さんは書道や彫刻、そして日本のスタンプである「ハンコ」作りもやっておられます。ハンコやそれに関連するものには普通、自分の名前の一文字を使います。でも私には日本語の名前がありません。高橋さんは私の性格を細かく分析し、私の名前に使う漢字を幾つか決めて、その中の一つを選んでくれました。私はその漢字を、はんこ用の小さな大理石に彫りました。高橋さんは親切にも、はんこと一緒に使う朱肉も持たせてくれました。結婚するまでの自分の名前を使う期間を考えると、代わりにこのハンコをずっと使うのも良いですね！

私は傘を杖代わりにし、痛む足をひきずりながら、有名な喜多方ラーメンを食べに行きました。ずっとひっきりなしに何かを食べているような日があるって、レイナが１、２週間前に言っていたけど、きっと今日がそんな日なのでしょうね。ラーメンを食べたあと、味噌のお店に行って色々な種類の味噌を味見し、そのあとには味噌プリン (！) と味噌アイスクリーム (！！) を頂きました。どちらもとても美味しかったです。味噌プリンは、本当に家で作ってみたいと思います。